













|
|

気功体術とは…
古流柔術のエッセンスと言える体術、中国拳法のエッセンスと言える気功。その二つを合わせ、武術の骨子であるとの意味を込めて「気功体術」と仮に呼んでいます。
基本的に「武術に名前は必要ない」との考えから、気功体術は人の名前に例えると日本太郎と言うに等しく、気功体術は名前であって名前ではありません。武術とは本来無名無形であり、全て同じものであるとの発想から、他の武道も同じ武術の一側面として見る自由な武道なのです。
通常の武道では、儒教的色彩が濃く、礼節を重んじますが、気功体術ではその反対に、どちらかと言うと道教の説く無為自然の教えに近いものがあります。技術構造もそのような理念で組み立てられています。強制的に枠にはめて長所を潰すことはせず、各々の個性をとても大切にし、より持ち味を伸ばすことに重点を置きます。
そもそも進歩とは、新たに何かを増やすことではなく、元々自分の中にあったものを掘り起こす作業だと言えます。上達すればするほど、より大元の一に近づいて単純化されるのであり、増えるよりはむしろ減って行くものなのです。
気功体術が求めるのは、人間が本来持っているノビノビとした自由で捉われのない動きや表現と、超絶的なまでのリラックスによる脱力した柔らかさです。
このように、道教的な理念に基づいた裏武術としての系譜から、他の武道では白の稽古着を着用するのに対し、気功体術では黒の稽古着を着用するのが通例となっています。さらに黒帯制度がないことも、上下関係のない気功体術の大きな特徴の一つです。
|
|